「この世で一番捕まえるのが簡単な魚」うなぎの獲り方

「この世で一番捕まえるのが簡単な魚」うなぎの獲り方

この世の中にウナギほど身近に生息し、捕獲するのが簡単な魚はいません。

 

ここでは日々天然ウナギを捕獲して食卓にあげている管理人のウナギの捕り方をお教えします。

川や河口が近くにあればほとんどウナギは生息しています、ここでは一年を通してウナギを捕まえることができるように主に河口域でのウナギの捕り方を解説します。

 

川の上流域にもウナギはいますが、冬の間は水温が下がりすぎて捕れなくなります。

 

ウナギが捕りやすいのはこういう所です

なるべく小さな河川で、かつ海の干満の影響を受ける場所を選び、干潮時を狙って捕りに行きましょう。
写真は最も潮が引いた時の写真です。
青い線が満潮時の水面の高さですので、2mくらい水が引いていますね。
係留してあるボートは遊漁船で、満潮時に出漁します。

 

ウナギ捕りに必要な道具はこれだけです

 

1.魚フラシ

魚フラシです、本来は釣った魚などを活かしておくためのものですが、ウナギ捕りの場合は捕獲のための網となります。
入口は直径20cmぐらい、長さ(深さ)は必ず60cm以上のものを用意してください。
だいたい600円ぐらいで購入できます。
スーパーや八百屋さんと親しい方はミカンの10kg入りのオレンジ色の網袋でもかまいません。
私は子供のころはミカンの網袋を使ってました。

 

2.釣りのコマセバケツ

釣り用のコマセバケツです。
タッパーウェアのようにがっしりとフタのできるものを用意してください。
ウナギは冷やす必要はないのでクーラーボックスは不要です。
800円ぐらいで購入できます。
ウナギは全身筋肉ですから、ものすごい力で逃げようと暴れまくります。
天然ウナギはおとなしい養殖のウナギとは育ちが違います。

 

上記2点が必要な道具です、釣具店に必ず有るはずです。

 

その他には川に入るためのウエーダー(胴長)があれば濡れませんが、半ズボンにサンダルで十分でしょう。
その際のサンダルはつま先の保護されたクロックスのようなものが足を切ったりなどのケガを防ぐことが出来ます。
また、クロックスなどサンダルを履く際には靴下を履いてください
これ、カッコ悪いんですが、はだしでサンダルを履いて川に入ると小石などがサンダル内に侵入した時に痛いのです。
いちいちサンダル脱いで小石を取り出さないといけなくなります。
靴下を履いていると小石などが侵入してもほとんど気になりませんのでウナギ捕りに集中できます。

 

 

本題:ウナギの捕まえ方

 

ウナギの寝床を設置しましょう

 

捕りに行く前にあらかじめウナギの寝床を仕掛けに行きます。
ホームセンターなどで塩ビパイプを購入し、ウナギのいそうな場所に置いておきます。
塩ビパイプは内径が5〜7cmで1m程度の長さがベストです。
あまり細いものだと泥が詰まった際にウナギが入るスペースが無くなります。
その他の水に沈むパイプであれば太さと長ささえ合えば、なんでも代用できます。
例えば工事現場で足場を組む時に使う単管などもよく使われています。
数は多ければ多いほどうなぎの入る確率は上がりますね。

 

干潮の時間帯に仕掛けに行きます


先ほどの写真ですが、最干潮の時にも水が流れている所に流れと並行にパイプを置いてゆきます。
パイプの入り口から川の水が流れ込むようにまっすぐに置いてゆきましょう。
干潮の時にパイプを置きに行くのは、干潮でも水が流れているところに正確にパイプを設置するためです。
干潮で干上がってしまう場所に置いても意味がありません(写真内のバツ印のところ)
水が無くなってしまうことを察知したウナギが出て行ってしまうからです。

 

これで準備完了です、次回の干潮を待ちましょう。

 

いよいよウナギを捕りに行きます

 

 

ウナギの活動時間帯は日没後のわずか二時間程度の間です。
それ以外の時間は隠れ家でじっとしています。

 

隠れ家から出たウナギが再度同じ隠れ家に戻ってくるのかはわかりません。
ただ、前日ウナギを捕ったパイプに次の日にまた新たにウナギが入っていますので、身を隠せればどこでもいいのだと思います。

 

パイプなどわかりやすい隠れ家よりも、実際にはドロの中に潜っているものが大半ですので、一体どれほどウナギは川に生息しているのでしょうか?

 

仕掛けておいた塩ビパイプを見つけました。

 

 

 

 

水の中で塩ビパイプの口(上流側、下流側どちらでもよい)に網の口をかぶせてからパイプを空中に水から上げてパイプの中身を網の中にぶちまけます。

 

 

 

入っていればウナギは大暴れしますのですぐに網の口をぐるぐるとねじって逃げないようにふさぎましょう。

 

 

 

 

このポイントは5本パイプを仕掛けておきました。
うち、3本にウナギが入っておりました。
我が家は五人家族ですので、十分な量です。
ここまで、川に入ってから20分も経っていません。

 

 

以上が周年ウナギを捕る方法です。
この方法だと、気が向いたときに干潮を見計らって捕りに行けますのでおススメです。

 

管理人からの提案〜ジゴクを使うの止めませんか

 

ウナギ捕りにはジゴクというものがあります。

ウナギ筒の中にエサなどを入れてウナギをおびき寄せ、入ったうなぎは入口に「返し」がついていて一度入ったら出られない仕組みになっております。

これだと陸上から細いロープなどで川の中に下ろしておけばわざわざ川に入ることなく捕まえることが出来ますし、エサの効果でウナギの入る確率もけた違いです。まさにウナギにとっては「地獄」ですね。

 

しかし…

 

デメリットもあります。
仕掛けごと盗まれます>>橋の欄干などから不自然に川に下りたロープはとても目立ちます。「なんだこれ」って興味深々の子供たちのいたずらの恰好の餌食です。 大人は仕掛けごと全部車に積んで盗んでゆきます。

 

仕掛けるポイント選びが限定される>>陸上にロープを結ぶ場所がなかなか見つからず、理想のポイントに仕掛けを設置しずらいためです。

 

最悪なのは、放置されることです。

写真は放置されて朽ち果てた手作りのジゴクです。

あたりにはロープもぐちゃぐちゃに絡んでいて、危険な状況です。

 

ここで想像してもらいたいのは中に入って出られなくなったウナギなどの生物のことです。
出るに出られず、エサが無くなり飢えて死んでいったことでしょう。
また、その死臭でカニなどがジゴクに入り込み、これまた出られなくなってしまい死に絶えてまた、つぎの生物がおびき寄せられて…。
ということを何度も繰り返したに違いないのです。

 

管理人は幼いころから殺生好きで、数多くの生物を殺して食べてきましたが、苦しめて殺す、しかもその「死」を活用しないことには反対です。

 

ですので、よほど管理ができない限りは「ジゴク」を使うことはおススメできません。

 

「ジゴクを引き上げに行く予定が、行きそびれた」などとなると、次回はジゴクの中で死んで腐った生物の死骸を取り出しに行かなければならなくなります。

 

翌日に引き上げに行くプロの川漁師のジゴクでさえウナギが死んでいることが少なくないのです。
一日でウナギが死ぬことは考えにくいので原因は不明だそうですが、出られないことで、もがき疲れて死んだのか?、あるいは運命に絶望して「自殺」かもしれません。

 

ましては仕事でもない素人だと、ジゴクを引き上げていない⇒苦しんで死んで腐った生物がはいっているかも⇒めんどくさい、見たくない⇒放置、忘れることに…という流れでジゴクは放置されるのです。

 

そして放置されたジゴクは壊れたり、ドロに埋もれたりするまで生物を閉じ込め、殺し続けます。

 

管理人の方法だと、ウナギは仕掛けられたパイプを単に隠れ家として利用するだけなので、ウナギはいつでも出入りできます。

 

確実に取れる方法とは言えませんが、ウナギがどういった場所を好むのかなどの仮説検証をしてきた結果、以前よりも簡単にウナギが捕れるようになりました。

 

ほとんど全ての河川にウナギはいますので、ぜひ身近に同じような条件の場所を探してウナギの蒲焼きをいつものお惣菜メニューに加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

また、天然ではありませんがウナギの蒲焼きの見本として最高に旨い蒲焼きを見付けましたので一度取り寄せてみて今後の参考にされてみては
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